「インフルエンサーを起用してみたいけど、
正直、相場がわからなくて不安なんだよね……」
そんな声、最近よく聞くようになりました。
あなたも、広告やSNS施策の担当になって、
インフルエンサーを活用したPRを考えたとき、
費用の「相場」が分からず手が止まったこと、
ありませんか？
しかも、ネットで検索してみても料金はバラバラ。
フォロワー1万人で1万円の人もいれば、
同じ規模でも10万円を提示されるケースも。
「どれが正解なの？」とモヤモヤしますよね。
でも安心してください。
この記事では、企業がインフルエンサーを起用する際に、
どれくらいの費用がかかるのか、その「相場」の実態や、
価格の背景にある仕組みまで、分かりやすくお話しします。
これを読めば、あなたも相場迷子を卒業できますよ。
Contents
インフルエンサーの起用相場はなぜ“ふわっと”しているのか？
まず大前提として、インフルエンサーの相場が
明確に定まっていない理由があります。
それは、広告のように一律料金ではなく、
「フォロワー数」「エンゲージメント率」「業界」「プラットフォーム」
「インフルエンサー自身のブランド力」など、
複数の要素で価格が決まるからなんです。
つまり、同じフォロワー1万人でも
“発信力”や“求められるクリエイティブの質”によって、
相場は大きく変わってくるというわけです。
さらに、企業がどれだけの成果を求めるかによっても、
インフルエンサーへの支払い金額は上下します。
【2025年版】フォロワー数別インフルエンサー相場の目安
ここでは、あくまで目安として、
2025年現在の起用相場を紹介します。
| フォロワー数 | 相場の目安（1投稿あたり） |
|---|---|
| ～1万人 | 1万～3万円 |
| 1万～5万人 | 3万～10万円 |
| 5万～10万人 | 10万～30万円 |
| 10万～50万人 | 30万～80万円 |
| 50万以上 | 100万円以上もありえる |
ただしこれはあくまでも「参考値」。
実際の案件では、投稿内容、投稿回数、
ストーリーズやリール投稿の有無、二次利用の権利などで、
相場は前後します。
インフルエンサー選びで失敗しないために
知っておくべき3つのポイント
ここからは、企業がコスパよく施策を成功させるために、
知っておいてほしいポイントをお伝えします。
① フォロワー数よりも「エンゲージメント率」がカギ
インフルエンサーの相場はフォロワー数だけで
決まるわけではありません。
むしろ、投稿に対する「いいね」や「コメント」などの反応率、
つまりエンゲージメント率が高い人のほうが、
実際には費用対効果が高いことが多いんです。
数字の見た目に惑わされず、「熱量の高いフォロワー」を
持っている人を選ぶことが大切です。
② 業界との親和性で“響き方”が変わる
あなたの企業が美容系なら、美容ジャンルの
インフルエンサーの方が当然相性が良いですよね。
たとえ相場が少し高くても、しっかりしたブランドの世界観や、
ファンとの信頼関係が築けている人なら、
成果が出やすくなります。
③ 複数見積もりを取り、比較する習慣を
インフルエンサーの起用は、
1人に即決せず、2～3人の相場や条件を比較することが大切。
「この人、意外と安くて質が高い！」
そんな発見もありますし、価格交渉の材料にもなります。
まとめ：インフルエンサー起用は「相場感」と「見極め」が成功のカギ
インフルエンサーの相場を知ることで、
無駄なコストを避け、成果につながる施策が打てます。
そして何よりも大事なのは、相場に惑わされすぎず、
あなたの企業にとって本当にフィットする人を見極めること。
SNSマーケティングはスピードも大事ですが、
一度立ち止まって“適正な相場感”をもつことが、
成功への第一歩になります。
焦らず、でも着実に。
あなたの施策がしっかり届くよう、
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
