「もしかして、これもPR案件の詐欺だった…？」
そんなふうに感じたことが、一度でもあるなら、
あなたはすでにターゲットにされている
可能性があります。
SNSの普及とともに、個人に向けて届くPR案件が
急増しています。それ自体はチャンスでもありますが、
一方で詐欺まがいのDMや不正リンクなど、危険な
案件も同じくらい増えているのが現実です。
しかも厄介なのは、このようなPR案件詐欺には
共通する「ターゲットの特徴」があるということ。
つまり、詐欺は狙いやすい人をピンポイントで
選んでくるということなんです。
では、PR案件詐欺に狙われやすいのはどんな人か？
そして、どうすれば対策できるのか？
今回は、ネットマーケティングの専門家である私が、
あなたの視点に立って、実用的な防衛策をお伝え
します。
Contents
PR案件詐欺に狙われやすい人の5つの特徴
まずは「どんな人がPR案件詐欺のターゲットに
なりやすいのか」を整理しましょう。
フォロワー数が少しずつ伸びてきた人
急成長しているアカウントではなく、「ちょうど
フォロワーが1,000人〜5,000人程度」になってきた
段階の人が、もっとも狙われやすい傾向にあります。
理由は明確です。影響力を持ち始めたばかりで
PR案件の経験が少なく、知識も不十分な人が多いため、
詐欺を仕掛けやすいと見られているのです。
SNS初心者や、副業で始めたばかりの人
まだSNSでのビジネス経験が浅い人は、PR案件の
相場感や基本的なやり取りに慣れていません。
そこを詐欺業者は狙ってきます。
「有名ブランドのアンバサダーに抜擢したい」など、
うまい話で近づいてくるのが定番です。
DMへの対応がまじめすぎる人
すべてのDMに返信する、送られたリンクをつい
開いてしまう──そんな真面目なあなたほど、
詐欺案件に巻き込まれやすいです。
特に、丁寧な文面やリアルな企業名を使ってくる
PR案件詐欺では、少しの油断が命取りになります。
報酬や提供品に惹かれやすい人
「無料で商品もらえるならやってみたい」
「1投稿で3万円ってすごい！」
と感じる気持ち、よく分かります。
でも、詐欺はそこにつけ込んできます。
報酬が高すぎる、条件が曖昧、支払い前に購入を
求められる――そんな案件は要注意です。
チェック体制が甘い人
届いたPR案件の企業情報を調べず、勢いで返信したり
手続きを進めてしまう人もターゲットになります。
一見まともに見えても、リンク先のドメインが
おかしかったり、連絡先がフリーメールだったりする
ことが多いです。
PR案件詐欺を防ぐための3つの実践的対策
では、どうやってPR案件詐欺から自分を守れば
よいのでしょうか。今すぐ実行できる対策を
3つ紹介します。
企業情報とドメインを必ず確認する
まずは基本中の基本。PR案件を受ける際には、
会社名、担当者名、サイトURLなどを検索して
信頼できる情報か確認してください。
特に、企業サイトのURLがフリードメインだったり、
SNSアカウントが開設して間もない場合は、
詐欺の可能性が高いです。
契約書の有無を確認しよう
まともなPR案件なら、簡単でも契約書が用意されて
いるのが普通です。
「DMだけで話を進める」「報酬の話が曖昧」な案件は、
詐欺を疑ってよいでしょう。
契約書の提出をお願いして、断られた場合は
スパッと断るのが最善の対策です。
迷ったら信頼できる人に相談する
不安に感じたPR案件については、一人で抱えず、
SNS運用に詳しい知人や、過去に案件を受けた
経験のある人に聞いてみましょう。
また、SNS上で詐欺の報告がされていないかも
検索して確認してみてください。
あなた自身の価値を守るために
PR案件は、あなたの影響力を活かせるチャンスです。
でも、詐欺に遭ってしまうと信頼を損なうばかりか、
金銭的・精神的ダメージも避けられません。
だからこそ、しっかりと対策を知っておくことが、
あなた自身の価値を守ることにつながります。
これからPR案件に取り組もうとしているあなたが、
安心して前に進めるように。少しでも不安を感じたら
この記事を思い出して、冷静に判断してください。
