「インフルエンサーを起用したのに、まったく話題にならなかった…」
あなたも、そんな悩みを抱えたことがありませんか？
インフルエンサーの選び方ひとつで、企業のPR効果はまるで変わります。
それなのに、「なんとなくフォロワーが多い人」や「知名度のある人」を選んでしまう企業が、実はとても多いんです。
でも安心してください。
この記事では、ネットマーケティングの専門家として、インフルエンサーの正しい選び方を、目的別にわかりやすく解説します。
あなたの企業にぴったりな人を見つけて、次のキャンペーンをしっかりバズらせましょう。
Contents
インフルエンサー選びでありがちな3つの勘違い
まず、インフルエンサーの選び方でよくある失敗から見ていきましょう。
フォロワー数だけで判断する
たしかにフォロワー数が多いインフルエンサーは目立ちます。
ですが、それだけで企業が起用を決めるのは危険です。
エンゲージメント率（いいね・コメントの比率）や、フォロワーの属性を無視してしまうと、見た目ほどの効果が出ません。
知名度の高さ＝効果の高さではない
芸能人級のインフルエンサーに依頼すれば確実にバズる、と思い込んでいませんか？
実際は、あなたの企業の商品・サービスに興味があるフォロワーが少なければ、全く刺さりません。
有名だからといって、すべてのインフルエンサーが「最適」とは限らないのです。
投稿の世界観が企業イメージと合っていない
見落とされがちなのが「トーン＆マナー」の不一致。
インフルエンサーの投稿内容や言葉遣い、ビジュアルが、あなたのブランドの世界観とズレていれば、逆効果になることも。
目的別に見る、インフルエンサーの選び方
では、具体的にどんな基準で選べばいいのか？
ここでは、企業の目的別に分けて、インフルエンサーの正しい選び方を解説します。
【認知拡大】とにかく多くの人に知ってもらいたい場合
この場合は「フォロワー数が多い」ことがやはり重要です。
ただし、それだけでは不十分。
・投稿の拡散力（RT数やシェア数）
・話題性の高い投稿を継続しているか
・フォロワー層の広がり
これらを見ながら、「情報を広げる力」を持ったインフルエンサーを選びましょう。
ジャンルでいえば、トレンド系・ニュース系・エンタメ系の人が向いています。
【商品購入促進】すぐに売上につなげたい場合
このとき重要なのは、フォロワーとの“信頼関係”。
フォロワーが「この人が言うなら買ってみよう」と思うような影響力のあるインフルエンサーが理想です。
レビュー系・ライフスタイル系・ガジェット紹介系など、「体験レビューに説得力がある」タイプがおすすめ。
購入リンクのクリック率も確認できるとベストです。
【ファン育成・ブランド浸透】長期的な関係づくりをしたい場合
単発でバズるよりも、ブランドに共感し、定期的に投稿してくれる“アンバサダー型”のインフルエンサーを選びましょう。
フォロワーとのやり取りを大事にしていたり、丁寧な文章で自分の価値観を発信しているタイプが◎。
「この人の紹介するブランドなら安心」という信頼感が育ちやすくなります。
インフルエンサーの選び方、最初にすべきこととは？
目的に合わせてインフルエンサーを選ぶには、まずあなたの企業側が「ゴールを明確にする」ことが必要です。
つまり、認知拡大なのか、販売促進なのか、ブランド育成なのかをはっきりさせること。
次に、自社の顧客像（ペルソナ）をしっかりイメージしてください。
その人物が「いつもチェックしてそうなアカウント」こそ、あなたの企業にふさわしいインフルエンサーです。
さらに、候補者を見つけたら、次の3つのポイントで評価しましょう。
- フォロワー数とエンゲージメント率のバランス
- 投稿内容の世界観や言葉遣いの一致度
- 企業案件の実績（PR感の強さにも注意）
まとめ：インフルエンサー選びは“戦略”がすべて
あなたの企業が次にバズを狙うなら、「とりあえず有名な人を起用する」のではなく、目的に合ったインフルエンサーの選び方が何より大切です。
PRのゴールと顧客像を明確にし、それにマッチする“届けられる人”を選べば、無理なく、しかも高確率で成果を出せます。
もし今、「インフルエンサーの選び方がわからない…」と悩んでいるなら、この記事を参考にひとつずつ整理してみてください。
次のキャンペーンは、きっと今までとは違う手応えがあるはずです。
