
PR案件の金額設定にモヤモヤしているあなたへ
「この人にPR案件をお願いしたいけど、金額の相場がわからない…」
「フォロワー1万人って高い?それとも安いの?」
そんなふうに悩んだことはありませんか?企業としてSNSプロモーションに取り組む中で、PR案件の金額って本当に判断が難しいポイントなんですよね。
実は私も、最初のうちは「なんとなく」でPR案件を依頼して、結果的に費用対効果が合わず後悔したことがあります。でも、今ならはっきり言えます。PR案件の金額は“フォロワー数”だけで決めてはいけないと。
この記事では、あなたが迷わずにPR単価を見極める方法を理解できるよう、具体的な基準と考え方を丁寧に解説します。読み終えるころには、「この金額なら妥当」と自信を持って判断できるはずです。
PR案件の金額はフォロワー数だけでは測れない理由
まず、前提として知っておいてほしいのが、フォロワー数=影響力の大きさではないということです。フォロワー1万人という数字は一見インパクトがありますが、エンゲージメントが低ければ、実際の広告効果は限定的になります。
つまり、PR案件の金額は単なるフォロワー数でなく、以下の要素を総合的に見て決める必要があるんです。
- 平均いいね数・コメント数(エンゲージメント率)
- 投稿ジャンルとあなたの商材との相性
- 投稿のクオリティ(写真・文・世界観)
- 他の企業とのタイアップ実績や信頼性
「フォロワー1万人だから◯万円」と決め打ちするのではなく、これらの要素をチェックすることで、初めて妥当な金額が見えてきます。
目安を知る:フォロワー数別・PR案件の単価相場
もちろん、目安となる相場感を知っておくことは重要です。以下はSNSマーケティング業界で一般的とされるPR案件の金額相場です。
フォロワー数 | 目安金額(1投稿) |
---|---|
〜1,000人 | 0〜5,000円(ギフティング中心) |
1,000〜10,000人 | 5,000〜30,000円 |
10,000〜50,000人 | 30,000〜100,000円 |
50,000人以上 | 10万円〜要相談 |
この表はあくまで「目安」であり、先ほど述べたように実際のPR案件の金額は中身次第で上下します。とはいえ、交渉のスタートラインとしては役立つはずです。
PR単価の見極め方:4つのステップ
では、実際にPR案件の金額が妥当かどうかをどうやって判断するのか。私がおすすめする方法を、4ステップに分けて紹介します。
ステップ①:エンゲージメント率を算出する
基本中の基本ですが、ここを見落とす企業は意外と多いです。
エンゲージメント率=(いいね+コメント)÷フォロワー数 ×100
たとえば、フォロワー1万人で毎回200いいね・30コメントなら、エンゲージメント率は2.3%です。平均2%以上あればまずは良好と判断できます。
ステップ②:過去のPR投稿をチェック
「どんなPR案件をやってきたか」「どんなトーンで紹介しているか」を確認しましょう。過去の案件が“売り込み感”強すぎる人は、商品イメージを崩すリスクもあります。実績から信頼性と相性を見てください。
ステップ③:相場と比較して高すぎないか確認
ステップ①②で「この人は良さそう」と思えたら、先ほどの相場表と照らして高すぎないか確認。たとえば、フォロワー1万人で15万円と言われたら交渉が必要かもしれません。
ステップ④:費用対効果が合うか逆算する
あなたの商品の利益率やLTV(顧客生涯価値)を考慮し、「1投稿で◯件売れれば元が取れる」と試算してください。数字で納得できれば、PR案件の金額に迷いはなくなります。
おすすめツール・裏技も紹介
ちなみに、Instagramなら**「インサイト画像の提出をお願いする」**という手もあります。リーチ数・保存数などが確認できれば、より精度の高い判断が可能です。
また、PR案件のマッチングプラットフォームを活用するのも一つの方法。金額が透明化されているので、交渉ストレスが少なくなります。
まとめ:あなたが納得できる金額が“正解”です
結局のところ、PR案件の金額に正解はありません。でも、「フォロワー数が多いから高い」ではなく、「数字の裏付けがあるからこの金額で納得できる」と思えたとき、初めてあなたの選択は正解になります。
もしまだ不安があるなら、遠慮なく私に相談してくださいね。あなたのビジネスがムダなコストをかけず、効果的なPRを打てるよう全力でサポートします。

